290-0025 千葉県市原市加茂1-7-9 唯心円成会発行
第311号 2010年11月号


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・感情的エネルギーについて

・・・・・・・・・・・・理に適った「根拠のない楽観主義」の生き方

豊かであるということ

・・・・・・・・・・・・・・・「コスモス」(美好芳子)

お知らせ⇒
会員の高橋次郎さんの経営する高橋ビニール製作所で、
伝法講義用のビニールファイルを製作して下さっています。お求めは下記よりどうぞ。


WEBエンジョーのバックナンバー:299号 | 300号301号302号303号304号
305号
306号307号308号309号310号






  無能唱元

感情的エネルギーは、人間が生きるために、実に重要な生命力の源泉となるものです。
このエネルギーは、主として、肯定的思考によって作り出され、否定的思考によって失われるものです。
 「病は気から」という意味も、この感情的エネルギーが枯渇したことに他なりません。

人間が健康であるためには、常にこの感情的エネルギーが、十分に補充されている必要があるのです。
何故ならば、このエネルギーが不足すると、元気がなくなり、これが体力としての免疫力や抵抗力を失わせるからです。
感情的エネルギーを、失わせるもとは、マイナス的感情です。

これは、例えば、恐怖、恨み、悲観、 不満などの否定的思考によって起こるところの感情です。
大事なことは、人間の生命エネルギーの大部分は、感情的エネルギーによって供給されている事を知ることです。
言い換えれば、人の生命力は、気分によって左右されるということです。
エネルギーは、良い気分のとき、自動的に体内に供給されるのです。
では、この自分の気分を良くし感情的エネルギーをたっぷりと体内に取り入れる方法について触れてみましょう。

微笑法
鏡を見て、自分の唇の両端を、ほんのわずか上に持ち上げ、笑顔を作るのです。
これをアルカイック-スマイルといいます。名画モナリザの微笑のあれですね。

昔、サイレント映画の時代に、ダグラス-フェアバンクスという役者がおりましたが、この人の言葉に、
「朝十時まで、笑顔を顔に止めれば、後は自動的に、夜寝るまで続く」というのがありますが、けだし名言でありましょう。
これも昔のアメリカ映画に「陽のあたる場所」というのがありました。

これは、世間の暖かい場所、すなわち恵まれた地位や暮らしを意味しますが、とかく、世間は冷たい場所が多く、
人々は日陰の寒い場所で我慢していなければならないこともおおいものです。
そこで、冷たい場所で我慢しなければならないときは、自分自身で自分を暖めなければならなくなるのです。
そして、その自己暖房法にあたるのが、「微笑法」なのです。

 この自己暖房によって、心すなわち自分の内部が暖まってきますと、やがてそれは温風となって、あなたの周囲を暖めだします。
こうなると、その感情的エネルギーを体内に享受することになるのです。
そして、究極的には、この方法によって、世界は安全で平和になってゆくのです。


                                                      市橋宗岳

現代の若者の多くは、将来に大きな不安を抱えていて、そのことが日本全体を暗くしています。
こうした、頭の中で将来不安を考えめぐらすのは、「理性脳」と呼ばれる脳の働きです。
この理性脳が判断を下す際は、必ず「根拠=理屈」を求めてきます。

そうした時、その人が楽観主義者か、または悲観主義者かが、はっきりと見えてきます。
楽観主義に付いて述べる前に、悲観主義が間違った生き方であることを明確にしましょう。
悲観主義者は常に、「過去で上手く行かなかったこと」を根拠にして、将来を「今」予測します。
そのため、将来の予測には「過去の不都合」なことが必ず投影されています。
これに対して、「将来について不安を感じたことの9割以上は、実際には起きなかった」という米国の調査があります。

それが正しいとすれば、悲観主義者は「起きもしない将来不安を根拠にしている。」
つまり、過去の不幸な出来事を根拠にしても、それは「将来を保証する根拠」になりません。
このように間違った根拠をもとにすると、過去も、現在も、将来も、「不安と迷い」の中で生きることになります。

このまま将来不安を強く感じる内は、「将来に向けてがんばろう」といった意欲は湧いてきません。
そのため、将来に向けて全力投球できないので、当然のことのように、将来での成功も見込めません。
過去の出来事を「根拠」として執着するため、「今」をベースにした将来は考えられません。
その今を不安な暗い気持ちと焦りの中で生きると、自信がなく、失敗を恐れ、ついつい他人依存になります。
こうした従属的な生き方を続けると、他人からは、単に「都合のいい人」としか見られなくなります。

ここで皆さんに是非考えていただきたいのですが、将来を予測する際の「根拠」とは何でしょう。
多分、その根拠の多くは、過去何年間かの社会情勢、トレンド推移、変化の傾向、景気動向、流行、などでしょう。
これらは、数字データとしてとらえられます。
その反面、データをたくさん集めて、数年後先まで延ばしても、予測が当たるとは限りません。
実際、将来予測のほとんどは外れています。
そのことからすれば、暗い過去の根拠に依存しすぎる悲観主義者は、「根拠のない悲観主義者」でしかなかったのです。

前述したように、理性脳が将来を予測する際は、必ず根拠を要求します。
これが、将来について考えるときの落とし穴になります。
ビジネスでよく言われる、「過去の成功体験は忘れろ」という言葉は、「過去を引きずりながら、将来を考えてはいけない」という教えです。

自らを過去に縛りつけてはなりません。
過去の失敗に拘泥していたのでは、いつまでたっても新たな仕事に取り掛かれないからです。

皆さんはもうお分かりだと思いますが、将来に楽しい時間を迎えたいのであれば、
それを手に入れるためのきっかけ作りは「今」しかありません。つまり、未来を作り出す時は「今」しかないのです。
楽観主義者は、将来について考えるときは、(過去のことにはとらわれずに)、「今」をベースにして将来を予測しています。
「今」という瞬間を大切にすると同時に、自分の判断に自信を持っています。
そのことは、将来の絵柄については、過去の延長線上にないことをよく理解しているためです。
過去の暗い思い出でになった失敗や、天変地異、恐怖や屈辱的な体験などにはとらわれません。

そのことで、「明るい未来」を描けます。
「明るい未来」が見えてくれば、それを達成する意欲が湧いて、やる気も起きてきます。
このやる気を起こすのが情動脳です。つまり、楽観主義者は自分の情動脳の導きを信頼して、
ポジティブな行動を起こして、その結果、成功しているのです。

今日のように、世の中に将来不安があふれている中、どうすれば楽観主義者でいられるでしょうか。
その答えはすばり、「根拠のない楽観主義者」になることです。
根拠のない楽観主義といった生き方は、以前では社会的に容認されない考え方でした。
それを知った上で、皆さんには「根拠のない楽観主義者」の生き方をお勧めしたいと思います。
そのために、この「根拠のない・・」がなぜ正しい生き方と断言できるか、その「根拠」と「正当性」をお話しましょう。

結論から述べれば、「将来は不可知の世界」だからです。
つまり、「将来に対する根拠など存在しない」のです。その意味から、楽観主義者は(将来をただ怖がるだけでなく)、「今に全力して生きる」という意味では、まことに合理的な考え方と言うことができます。

「根拠のない楽観主義」が優れている点は、「不可知の将来」に対して、「自らを寄る辺とした生き方」をしていることです。
楽観主義者は、「誰にも将来は分からないけれど、自分が全力で挑んでいけば、そこには必ず新しい道が開けるだろう」と肯定的に考えています。

この考え方を悲観論者が聞けば、「そんな能天気な考え方では危険だ」と答えるでしょう。
それに対して、楽観論者は次の様に答えるでしょう。
「そんなこと言ってないで、君だって全力で挑んでいけば、必ず将来への道が開けるはずだよ」。
こうした言葉に共感できれば、それまで悲観主義者できた人であっても、
その段階から「根拠のない楽観主義者」へ転向することが可能になるでしょう。


 スティーブン・ジェームス

おもしろいことをしている友人がいます。

彼は25年間マクドナルドで会社員をやっていました。
社内では相当な有名人で「日本でいちばんマクドナルドを愛している男」「社内でいちばんアツイ男」など数々の異名を誇ってきた人物です。彼は今年になって会社を辞めて現在は講演や出版などの活動をしています。
名前は鴨頭嘉人と言います。

彼は「サービス業を拠点に世界の価値観を変える」という人生の目標を持っています。

すごくざっくりと説明をすると、現代でサービス業に触れずに終わる1日はなく、
ほとんどすべてのひとがサービスをされる(接客をされるなどの)体験を毎日しています。
その体験で、その瞬間で「ほんのすこし、心がほっこりするハッピーなサービス」を毎日、全員のひとが感じることができたら、
日本の、世界の価値観を変えることができる、というものです。

例を出しましょう。
あなたは仕事帰り、体はくたくた、駅のホームに滑り込んでくる満員電車を見てため息を漏らす。
せめて喉の渇きを癒すためにホームの売店で飲み物を買う。代金を渡そうと売店のおばちゃんの顔を見て、目が合う。
お釣りを返すおばちゃんが言う「きょうもおつかれさまでした。はい、どうぞ」自然と返す「ありがと」なんだか心が軽くなる。

これが上記の「ほんのすこし、心がほっこりするハッピーなサービス」を感じる瞬間です。
彼はこれこそが世界が失いかけている価値観だと強烈に感じて、そのすばらしい一期一会を復権させようと日々駆け回っています。

その着眼はきっとたくさんのひとが既に得ているものでしょう。
事実、わたしもそういう「ほっこり」が好きなほうですし、そういうサービスをしてほしいといつも願っています。
わたしは願っているだけです。ですが、彼は無理矢理にでもそういう素晴らしいサービスをされる方法を思いつきました。

それは
「お客さんの立場であるこっちから先に良いサービスを相手にしてしまう」ことです。

これが圧巻。いっしょに入るどのお店でも彼は相手をとにかく褒める、どんなことでも褒める、無視されてもめげずに褒める。
何かをしてもらうたびに絶対にありがとう、と言う。
少なくない数のお店に同伴しましたが、勝率は100%です。
だから彼はいつもどこでも最高のおもてなしをされます。

そしてお店を出た後「いやー、しあわせだなー」と言い、続く言葉で必ず「これを世界中のひとがやったら世界が変わるよ」と言います。

わたしは真実だと思います。
そして気付きます。そうか、幸せとは与えることでしか得ることができないのだと。

なぜこの価値観を失いかけているのか、なにが原因なのか、示唆に富む課題です。
もう少しこの人物を研究してみようと思っています。後日談があれば、またの機会に。


追記:会報で他人の活動の紹介をするのは不躾かな、と思ったのですが
名前を覚えておいて損はしない人物であることと、幸せの求道者としてわたしや皆さんと同じである、と考えた次第です。

 美好芳子 コスモス 花言葉(乙女の真心・母の思い出)


 ■属名のコスモスはギリシャ語のコスモに由来するもので、装飾的な美しさにちなんで名づけられたといいますが
その語源は、秩序、飾り、美しい、光栄という意味の言葉に由来するそうです。



会員の高橋次郎さんの経営する高橋ビニール製作所で作って下さいます。

ファイル1冊の中に、伝法講義18冊が収納できます。
声聞関・ファイル四冊で、全冊収納可能。
伝法講義卒業までの6年分がファイル10冊で収納できます。

ピンファイルなので、本に穴を開ける必要はありません。
簡単にファイルでき、どのページも楽に読めます。

10冊セット3500円(送料は実費)


インターネットからご注文をされる方はこちらからお申込ください。

電話でのお申込は 0436-21-7316 無能唱元事務所まで。

FAXでのお申込の場合は、こちらを印刷して送信するか、手書きでも承ります。
FAXは24時間受付 0436-23-6608




唯心円成会会報Enjoh | 通信教育【伝法講義】無能唱元の哲学屋唯心円成会について会員登録